昔のヒーロー そしてそのあり方
先日、秘密戦隊ゴレンジャーなど数多くの特撮ヒーロー作品をプロデュースされた吉川進さんが亡くなられました。
その事実と私個人がついこの前までデンジマンを見ていたこともあり改めてその時代のヒーローの形、作風などを考え感じとりました。そして昨今の報道や情勢など今こそ「ヒーロー」が必要なのではないかと。誰に必要なのか、子供たちに必要なんだと。
吉川進さんが手がけられたゴレンジャー等以外でもそうなのですが、その当時の作品には子供がほとんど出ているんですね。子供たちの身の回りに起きた異変などをバカにせず、寄り添い、時には叱り、そして守り抜く。子供から見たら「信頼出来る大人」「頼れるお兄さん/お姉さん」。正体こそ隠していますが、隠していたとしても彼らにとっては「ヒーロー」であることに違いはない。
しかし現代、そんな大人がいなくなったことはありませんが、ドライになったなぁと。もちろん時代が違うのはありますが、それでも変えちゃいけないものもあるはず。
自分もそんな大人、誰かのヒーローになれたらいいなと思いながらそんな心を忘れないように歩みたいです。
そして改めて、吉川進さんお疲れ様でした。
ご冥福をお祈りします。