中村悠一ではなく中村優一

いよいよ公開、配信されたウルトラマントリガー エピソードZ。トリガーという作品これまた多種多様な意見が飛び交った作品だった。無課金装備で突っ込むのは危険な程に。自分は放送がかなり進んだ段階で追いかけていたので前評判は完成しきっていた。なのでティガ要素には期待せずトリガーにしか目を向けなかったのであまりダメージを受けなかった。

そしてこの作品はトリガーの穴埋めをしてくれたようなものだったので私としては高評価だ。

 

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何が自分にとって刺さったか。3点ある。

1点目がGUTS SELECTの面々だ。自分はテレビ本篇で隊員それぞれの人間ドラマがあまり濃く描かれなくて少し残念な思いをした。闇の三バカがいる以上尺を割けなかったんだろう。それがこの映画では各々のらしさや隊員同士の日常を垣間見れて非常に嬉しかった。隊長の言葉で奮起する隊員。守られる存在ではなく共に戦う仲間として前線に立つ姿。

自分の見たかったGUTS SELECTはここにあったんだ。

 

2点目がイーヴィルトリガーの存在である。トリガーダークがなまじややこしい存在であったためどうなることやらと思っていたがこちらはすんなり理解ができた。彼が光を望み、絶望し、もはや執念ともいえるものでやっと手にする。長い年月をかけたことにより曲がり本来の目的を見失い力に溺れていく様はイーヴィルティガにも負けず劣らず上手く描けていたのではないかと思う。

(最後イーヴィルトリガーが巨大化する画は面白かったです。巨大化の必要性は感じられませんでしたが。)

 

最後はマナカケンゴとしての答えを出したことだ。テレビ最終回では光であり闇である、そして光としてトリガーとしての役目を務めるため仲間と離れることになり終わった。これも1つの答えなんだろう。

しかしこの作品で化身なのか?人なのか?光なのか?闇なのか?いや、違うそれ全てが自分でマナカケンゴであるという答え出した。我々もまさにスマイルでトリガーを思い出すことが出来るだろう。

在り来りなのかもしれないが、それがいい。

気持ちのいい着地である。

 

だがここまで評価してきたが惜しいと感じるところもあるのは事実だ。もうこれが大部分を占めている。ご唱和できなかったことだ。

ウルトラマンZがメインを貼る映画は今のところがなく、この作品がスクリーンデビュー。この作品の情報が明かされ自分も含めて「Zのスクリーンデビューだ!」「映画館でご唱和を見れるのか!」と楽しみにしていた。ご唱和をさせてくれ...体が欲しているんだ。

 

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色々ありすぎたがウルトラマントリガーは有終の美を飾れたのでは無いのだろうか。これからも色々討論されていく作品であると思うが自分はウルトラマントリガーが好きだ。そして次回のウルトラマンデッカーも楽しみである。(ナイスと並んでほしい)

 

ウルトラマントリガーありがとう

これからもよろしく頼む